久盛は技術を基盤とする企業であり、特に欧米および日本向けに高い輸出比率を誇ります。
開発部門および品質管理部門は、欧米および日本市場の厳格な品質基準に対応しており、製品開発完了後にはQC検査表を設計し、顧客と共有することで、量産ごとの品質の安定を確保しています。
工程管理を徹底するため、スーパーマーケット什器およびディスプレイ什器に特化した自社生産設備を備えており、高い内製率を誇ります。
当社の製品は多くの場合、一括梱包・出荷されるため、異素材を組み合わせた什器が主流となっています。
主要な使用素材には、スチール板・パイプ、アルミ押出材、ワイヤー、プラスチック射出成形部品、MDFボード、アクリル板などが含まれます。
店舗設計・企画/OEM・ODM開発サービス
店舗設計およびレイアウト企画では、新規店舗やチェーン店の導線・配置計画について、必要に応じて現地訪問のうえヒアリングを行います。お客様のご要望に基づき、設計図面を作成し、仕様の最終確認を行います。
ODM開発は、特別な仕様に応じて商品の設計から製造、組立、出荷までを一貫して対応する開発形態です。
OEM開発は、お客様よりご提供いただいた設計図面をもとに、当社が製造および最終出荷までを担当する形態です。
当社では、イタリア製 Salvagnini(サルバニーニ)社の自動ベンディングマシンを導入し、高効率・高精度・高柔軟性を兼ね備えた板金曲げ加工を実現しています。
自動制御とスマートベンディング技術を融合し、複雑な板金構造部品にも対応可能。製品の品質安定と生産効率の向上を両立させます。
(よんじくせいぎょ レーザー パイプ せつだんき)
パイプ加工センターは、単一工程から複数工程まで対応可能で、高精度な加工と高い製品安定性を同時に実現します。
手動溶接とロボット溶接の両方に対応しており、使用している機器はすべて日本製のOTC溶接機です。電流・電圧はデジタル制御されており、高い安定性と品質を実現しています。
ロボット溶接加工(TIG無加材溶接、MIG溶接、アルミ溶接)
手動溶接(TIG溶接、MIG溶接)
溶接用治具の自社製作
プレス加工機は主に板材のワークに対応しており、製品ごとの仕様に応じた金型を用いることで、打ち抜き、穴あけ、成形、深絞り、トリミング、精密プレス、整形、かしめ、押し出しなど、多様な加工が可能です。各種製品の製造工程に幅広く活用されています。
各種パイプ材やカスタム仕様のワークに対応した加工が可能です。
コイル材を使用し、標準化された部品の大量生産に適しています。
ロボットアームと周辺金型を連動させ、自動で材料の供給・排出、プレス加工を行うことで、無人化生産を実現しています。
当社の粉体塗装設備には、アクティブ帯電方式およびパッシブ帯電方式の粉体塗装システムを備えています。
最大加工サイズは L5500mm × W600mm × H1800mm に対応し、塗装ブースは合計3室(ロボットスプレーガン対応が2室、手動スプレー対応が1室)を完備しています。量産品から特殊仕様品まで、色替えにも柔軟に対応可能な構成となっています。
【組立・包装部】
製品の種類に応じて分類包装を行い、ステッカー貼付、シルクスクリーン印刷、ネジ締めなどの二次加工が必要な製品は、すべてこの部門で対応いたします。
【輸送部】
自社保有の配送車両とドライバーにより、台湾全土へのスムーズな配送が可能です。
【現場組立部】
専門の施工チームが店舗設計プランに基づいて現場での組立作業を実施し、新設店舗へのスーパーマーケット棚やディスプレイラックの設置を行います。